Masa's Blog

技術的なことはdev.toに書いてるので、それ以外の日常の出来事を物思いにふけるブログ

最近のSRE活動振り返り(SRE NEXT 2022 / JAWS-UG SRE支部 #3)

はじめに

最近振り返りにハマっているpaprika-mahです!
先日、UoPeopleについて振り返ったので、今回はSRE engineerとしての最近の活動を振り返ろうと思います。

SRE NEXT 2022

今回個人スポンサーとして参戦させて頂きました!
逆に言うと、それだけでして; まだまだSREとして未熟な私はCFPを書くことすら出来ず、中々悔しい思いをしました。 そして実際、登壇を見て、自分はCFP書かないで良かったと思った。

カンファレンスは、3つのセッションが同時進行するのですが、本当にどのセッションを見ようか凄い迷った。 あと、スポンサーブースでSREsの方達と交流出来たり、最高なカンファレンスであった!!!!

SREであれだけ大規模なイベントは国内だと他に類を見ないので、そういった場があるということに本当に運営に感謝である。

運営の凄さ

色々刺激を受けたことが沢山あったが、SRE NEXT 2022で一番感銘を受けたのは運営の凄さだった。 SRELoungeのチャンネルやTwitterにて、スポンサーや登壇者との調整してるところを見て、 あの規模を運営するのは凄いパワーかかるよなーと思いましたが、法人化していたことなどはイベントの後から知った。

また今回Conference chairを務められたnari-sanは、全てのセッションの見どころを呟く等、イベントに取り組んでいるのを見て、 最初にお会いしたときに感じた熱量の高さを思い出した。

Chairトーク・閉会の挨拶で、今後は国内でのSREのプラクティスなどの事例を更に活発化させていき、いずれは次のSRE本を出す事などを目標に話していて、凄い影響を受けた。 自分も別のSREコミュニティを運営している(後述)が、次のイベントをどう盛り上げるか等ばかり考えていて、 SRE本を出すなど、そういった発想を考えたことが無かったので、自分には無い視点だった。

凄い遠い存在に感じた一方で、トーク中に次回は他のSREコミュニティとコラボ出来たら!という趣旨の話もあったので、遠いようで少し近づけた気がした。

セッションについて

各セッションの感想を書いていくと、とても長くなってしまうので、個別の感想はまた別の機会で語れたらなと! ここでは今回のSRE NEXT2022はどんなセッションだったかを振り返ると、SRE Diversityのスローガンに伴い、CFPでのオーダーは以下2つのテーマを含んでいることでした。

Site Reliability Engineering に関すること
実際に遭遇した問題を解決した内容であること

更に掘り下げて話すと、CFPには以下記載があります。

「Site Reliability Engineering に関すること」は必須です。しかし、これは Site Reliability Engineer という職種に限定するという意味ではありません。例えば、SRE のプラクティスを他の職種に応用した DevSecOps のようなトピックも対象に含まれます。
( ...途中略.... )
今回は SRE DIVERSITY というテーマを掲げているとおり、「Site Reliability Engineer という職種にとらわれない」、「最初の SRE 本にあったプラクティスにとらわれない」発表も広く募集している ということを強く強調させてください。厳密に考えて範囲内かどうか……?といったことはあまり考えすぎず、まずはプロポーザルの応募をご検討ください!

ちょうど先日から、アーカイブYoutubeにアップロードされはじめたので、色々セッションを見返しているのだが、 SRE as a Serviceを実現していく話や、ISP事業者でのSRE事例、DevSecOps Daysでも登壇出来るんじゃないかと思うくらい充実したセキュリティにフォーカスした事例など、まさにDiversityという形を楽しめました!

YouTubeアーカイブはこちらですので、興味ある方は是非🙌

JAWS-UG SRE支部 #3

一方、ここからはJAWS-UG SRE支部 #3の話をしたいと思います! 私が運営しているSREのコミュニティです。
今回は「これってSREなの? LT大会」を行いました。

本コミュニティは、AWSを使ってSREのプラクティスを実践していくことをテーマとした支部でして、 今回は第3回目の開催でした。 企画の趣旨としては、第1~2回のレベルが高かったと意見を頂く事が多く、Beginner向け?敷居の低い回をやってほしいというアンケートが多かったので、 これってSREなの?と思うようなネタも大歓迎という趣旨のもと、今回開催をしてみましたが、結果として今回も無茶苦茶レベルが高かったです。本当に神回でした! (登壇者の皆様、ありがとうございました🎃)

LTは以下の流れで進行しました。

  • Session Managerの便利さを伝えたい
  • 失敗を経験したあなたへ
  • 〜建設的なインシデントの振り返りを行うために実践するべきこと〜
  • 全国の中高生がプログラミングを学んでいるCloud9環境の仕組み
  • マイクロサービスのリリースにまつわるtoilを解消した話
  • AWS ChatbotでEC2インスタンスを起動できるようにした
  • AmazonManagedGrafanaを使って、AWSマルチアカウントで監視ダッシュボード構築してみた
  • 信頼性の階層の一段目を積み上げる
  • RDSのモニタリングの話

本当にどれも興味深い内容でした! ドストレートにSREのプラクティスを実践したユーザ事例もあれば、AWSを使って運用を改善(e.g. トイル撲滅)させた話と、どれも楽しめる内容となっております。

こちらについてもYoutubeにアーカイブがあるので、興味ある人は是非!!
あと当日の懇親会が盛り上がり、もう最高だったと感じていたが、後日談で同じ事思ってた人が沢山居て幸福度が高い懇親会だった。

あと、そういえばこの回を見てくれた方から、クラウドエンジニアとSREエンジニアって何が違うの?と良く聞かれました! 以前、Qiitaを書いたので、良ければ参考まで。

※ただ実はこの記事書いたことを少し反省😅
元々このブログを書いてる中で、この2つの違いを自分なりに説明しようと思ったら、 長くなったので別で切り出した次第でした。 ひょっとしたらQiitaを見た人の中に、SREエンジニアはクラウドインフラエンジニアの一種であると誤解を与えてしまったかもしれません...🙌

ともあれ、次回SRE支部#4は、恐らく夏とかになるのではと思ってます。次回もどうぞお楽しみ下さい!!
※これまでのYouTubeアーカイブこちら

その他

SRE NEXT / JAWS以外でSREとしての活動を最後に振り返ろうと思います。

業務では、相変わらずSREのプラクティスを実践するために、まずはインフラ周りや運用業務の再構築をしていると言った状況ですかね。 正直このときから、進歩があるかと言われると少し悩ましい今日この頃です。。。

ただSRE NEXTのときはCFPを前にそっとPCの電源を閉じて無念を感じましたが、それでも日々仕事で活動してるわけで、 そこまでAttractiveな話ではないかもしれませんが、日々ネタは生まれてるので、どこかのLTや、技術ブログという形にしたりなど、積極的にアウトプットを出して業界に貢献しようと思いました。


仕事以外ですと、あとはOSS活動ですかね。。。
ECS Exec Checkerや某AWS handsonリポジトリに軽微な内容ですが、修正PRを送ったりしてこの前無事Approveされてました。
どちらも業務で使っているお世話になっているリポジトリで、社内外問わず開発生産性に貢献出来たら良いなと思った次第でした!

大学と仕事とJAWSと、相変わらず色々忙しい日々ですが、夢中になれることがあるって良いなと改めて日記を書いていて思う。
別媒体でやっている技術ブログも積極的に更新してアウトプット出していきたいと思った次第でした!!